石垣島&竹冨島 ダイビング旅行記 (2000.9)

        

いやあ、石垣島ですよ。台湾やマイアミとほとんど同じ緯度ですからね、空の青さと海の青さが違いますね。
(上の写真は川平湾沖のダイビングボートからクラブメッドカビラを撮ったもの。曇りなのにこの青さ!

那覇(沖縄本島)に比べて、日差しが強い。本島から1時間の慶良間でも、たいがい空と海の青さに感動し
たのに、比べものになりません。ホームグラウンドの串本(和歌山)なんて、、、、

今回は、JALプラン沖縄 ステイ石垣島4日間 というパッケージツアーを利用(¥85800)。
往復はJTAの関空−石垣直行便、ホテルはホテル日航八重山という申し分ないリゾートホテル、朝食付。
9/1という微妙な時期の出発のため、同じホテル、同じキャリア、同じ行程でも、パンフレットにより
2万程度の差がある。何冊かのJALのパンフレットを隅々までさがし、やっと見つけたこのツアー。

9/1 関空までリムジンバスが1時間に1本のため、早めに出発。1時間15分前に関空に着く。
    60分前にチェックインをすませ搭乗待合室へ。宮古島からの折り返し便となるJTA85便、
    こんな小さい飛行機で(失礼)2時間半も飛ぶのか?というジェット機。現地空港の滑走路が短い
    ため仕方がない。1列は3+3で、プロジェクターなどと言うものはないので、アテンダントがラ
    イブで緊急時の説明をしている。関空を満席で出発、やっとの思いでとんでいるジェット機!??
    石垣島へは定刻で到着、「着陸時にブレーキが強くかかりますのでご注意下さい、、」という放送
    直後に思いっきり急ブレーキ。滑走路短いし、満席やし、搭載荷物多いし。雨天は大変だろうな。

    空港にはエプロンがなく、タラップを降りてからバスでターミナルへ移動(目の前にあるのだが、
    保安上の理由で必ずバスに乗らなくてはいけない)する際、いきなり暑さのカウンターパンチ!!
    バゲージクレイムを経て外へ出て、路線バスをさがすが見あたらないので、タクシーでホテルへ。
    沖縄のタクシーは、トランクへの荷物の積み卸しは客自らするのがお約束、そして人力自動ドア。
    (電気式ではなく、てこレバーを使った人力式、省エネでなかなか良いアイディアと思うのだが)

    ホテル日航八重山はリゾートホテルのため、シングル部屋は存在しない。今回は1人参加のため、
    ダブルの部屋が用意されていた。それも最上階(10階)! JALのツアーはなかなかやるなあ。
    旅先に着くと必ず行うのが、酒屋探しとコンビニ探し。泡盛とビールと氷とつまみと水を買いこみ
    冷蔵庫へ入れる。と、いきなりのスコール。さすが熱帯、夏の夕方にはおなじみの光景。雨上がり
    には気温も下がりいい感じ。今日はちょうど花火祭りのため、部屋から花火鑑賞、明日に備える。

9/2 朝8時に、ダイビングショップ「海講座」のスタッフがピックアップに来る。ここから車で30分
    川平のショップまでドライブ。途中で見える海の青さに感動していたら、川平の海はもっと綺麗よ
    と言われてしまった。ショップ到着後、どこかで会った記憶があるスタッフがいた。TIPNESS京橋
    のダイビングスタッフだった恵美だった。昔話しながら機材のセッティングをして川平湾へ移動。

   「まじにきれいー」白砂、浅い青、深い青、ガジュマルの緑

   1本目は「プカピー」。珊瑚ぎっしり小物がたくさん、風景はまさに竜宮城。のんびりダイビング。

   2本目はおなじみ「マンタスクランブル」。この時期のマンタ遭遇確率は80%以上とのこと。
   残念ながら、食事後あまり時間がたっていなかったので、気分がすぐれず、エアーの消費も激しく、
   うねりもあったので、早めにボートに戻る。数人がボートに戻った直後にマンタの乱舞だったそう。

  

    ホテルに戻り、市内中心部の市場まで買い出しに出かける。しっかり暑い。途中の商店でコーン
    ポークの缶詰(沖縄に来たらこれを食べな)と地魚刺身とオリオンビールと蒲鉾をゲット。暑い
    ので帰りは路線バスで戻ってくる。空港行きのバスなのでみんな空港へ行く客ばかり。買い物袋を
    ひっさげた、どう見ても飛行機に乗りそうもないきゃくのすがたを見て、皆、怪訝そうだった。
    冷房を利かせた部屋で優雅な?お食事。そして、いつの間にか寝てしまう。

9/3 再び「海講座」のスタッフにホテルまで迎えに来てもらい、川平のショップまで移動する。

    1本目は「マンタスクランブル」。タンクを10リットルの大型にしてもらい、朝食を控えめにし
    たので調子も良い。午前中の方が潮がいいそうで、透視度も40mくらい。マンタ4匹に出会う。

    2本目は「荒川よすじの根」。珊瑚の丘を駆け下りていくと一面の白砂浜。その沖に根が1つ。
    砂浜にガーデンイール(沈あなご)がいるが、カメラを向けるとすっと砂の中に消えていく。

   

    ホテルに戻り、機材を洗って干して(ちゃんとホテルに鍵付きの機材干場がある!)、風呂でさ
    っぱりしてから、ホテルのレストランで琉球料理フルコースを頂く。地ビールに始まり、白ワイ
    ンデキャンタ、赤ワイングラスとすすみ、デザートの頃にはほろ酔いいい感じ。明日帰るのか。

9/4 午後のフライトのため、午前中は竹冨島に渡り、レンタサイクルで島内を探索する。

浜辺から西表島を望む 星砂の浜
民家とシーサー 竹冨島中心集落の俯瞰

   昼の船で石垣へ戻り、ホテルに預けていた荷物をピックアップし、着替えて、石垣空港へ向かう。
   JTA86便は、石垣14:35発、宮古経由で関空17:45着。この便は羽田からの折り返し
   便のため、燃料補給で宮古に着陸する。保安上の理由で機内待機ができないので、一旦搭乗待合室
   へ出る。30分あったので、外に出ようかとも思ったが、面倒なので待合室でじっと待つ。小型の
   ジェット機では燃料タンクも小さく仕方がないか。宮古から満席で関空へ向かう。