むらやまが本格的にカヌーを始めたのは、1997年のGW。 和歌山県と三重県の県境を流れる熊野川上流の瀞峡(どろきょう)くだりから。 ですから、まだまだ、かけだしカヌーイストです。 こちらもマイペースで楽しんでいます。




カヌーツアーレポートのコーナー



北山川(瀞峡)下り (和歌山・三重県 2001年9月)


 和歌山県北山村瀞峡 から 和歌山県本宮町音川 まで


 ツアーレポートはこちらです








四 万 十 川 下 り (高知県 2001年8月)

 高知県西土佐村長生沈下橋 から 高知県中村市高瀬沈下橋 まで


 ツアーレポートはこちらです








宇 治 川 下 り (京都府 2001年7月)

宇治川天ヶ瀬ダム下側の吊り橋地点 から 伏見港公園 まで (8km) 普通の川と違い、宇治川は天ヶ瀬ダムの下に水力発電所からの大量放水があるので、かなり流量も多く流れも速い。さらに、宇治中之島で、川の横から大量の宇治水力発電所からの放水がある。カヌーが最も嫌いとする横からの強い流れ(波)、ここをサーフィンのごとく波の乗って宇治川を斜めに斜行するところが、このコースのハイライト。宇治川には鮎釣師も多く、友釣りのラインをよみながら川をあっちに行ったりこっちに行ったりしながら下っていく。途中、自衛隊が災害復旧訓練で川に仮設浮き橋をかけている所を横目に、伏見港公園へ。流れが速いので普通にこげば45分程度の所を、こがずに、途中で遊んだりしながら2時間かけて下った。



高 梁 川 下 り (岡山県 1999年10月)

 岡山県高梁市高梁大橋の下流2km地点 から 12km   急に寒くなったなかを、カヌーで高梁川を下る。 ここしばらくまとまった雨が降っていないので、高梁川の水量が少なく、川底の岩が露出している。 さらに、高梁川には漁業権が設定されており、梁(やな)が数多く仕掛けられているので、川下りするときに気を使わなくてはいけない。
10:00 備中高梁駅に集合。 今日のツアー客は我々のグループのみ(3人)。 コースを決めて、セッティングをする。 高梁川は、上流の井倉洞から下流の総社市内まで、様々なコース取りができるそうで、高梁市の手前に上級向けの瀬が続く。 今回は、カヌー初めての同行者がいたので、高梁市から下流へ12kmのコースを設定してもらう。
12:00 前半コース出挺。 ここから8kmの間に瀬が4つ。 水量が少ないので、瀬の中にも岩が乱立している。 岩に乗り上げてバランスを崩すと激沈になりかねない。 1カ所、乱立する岩の森の複雑な流れの中に乗り入れてしまい、脱出するのに苦労した。
今回は、ツアーオーナーが中級者挺を貸してくれたので、それにのる。 初級挺と違い、船底がフラットで、センターボードがないので、最初、船を操るのに苦労する(尻が軽い車を想像して下さい)。 しかし、今日みたいな浅い瀬では、岩の上を乗り越えて滑り降りられるので、なかなかおもしろい。 途中から景色を見ながらのんびりと下りたかったので、グループ内で挺を交換。 初級挺は楽ちん楽ちん。
15:30 後半コースの出挺。 のこり4kmの間には、小さな瀬が2つ。 グループの他のメンバーは疲れてしまったので、後半は不参加。 ツアーオーナーとガイド見習いと私の3人で下る。 勝手知った仲間内なので(というより同行者がいなくなったので)、気楽に、気楽に漕ぎ下る。 あまりにも気を抜きすぎたので、瀬で、岩に乗り上げてしまい、激沈して流された。 ウエットスーツを着ていたので、川の水の冷たさが気持ちよい。
16:30 着岸



山陰海岸洞窟巡り(鳥取県・兵庫県 1998年8月)

 鳥取県岩見町網代港 から 兵庫県香住町餘部浜 まで


 ツアーレポートはこちらです








淀 川 下 り(京都府・大阪府 1998年7月)

 伏見港 から 枚方大橋 まで   前日、梅雨前線での大雨の影響はほとんどなく、琵琶湖の瀬田川洗堰もさほど開放されていないため、昨夏と違い流れも穏やか、水温もぬるめ。 気温は29度ぐらい、晴れ時々くもり、湿度が低く、川面の風は涼しく、絶好のカヌー日和。 途中、木津川が合流するが、木津川は山間部を流れてくるせいか、土砂で濁っているものの、冷たくていい気持ち。 今年は仲間なしの単独参加なので、何も考えず、平和にぼーっとして川を下る。 途中、三十石船(宴会船)がきて、乗客からビールを勧められる。 マジで飲みたかった。 しかし、川の流れが穏やかすぎて、楠葉をすぎてからはずっとこぎっぱなし。 去年と同じく、途中の樟葉(くずは)駅付近で淀川の中州に上陸して、しばし休憩。 しかし、去年より水が臭い。 これも開発のせいなのだろうか。



吉野川急流下り(奈良県 1997年10月)

 吉野町下市口 から 五條市瀧 まで   まず車で瀧(地名)へ。 川を見て、「げっ、この急流を下るんか!?」という恐怖と不安におそわれる。 1メートル近い落差を持つ急な瀬が50メートルぐらい続いていて、水がごうごうと音を立てて流れている。 「いやいや、ここが終点だから・・・」とリバーガイド氏。 下る前から初級者軍団一同は完全にびびってしまう。 カヌーをセッテイングして上流に7キロほど車で移動。 ダイビング用の3ミリのワンピースのウエットスーツを着てとりあえず川に入ったが、水は冷たい。 途中、大きな瀬に入る手前でリバーガイド氏がコースの取り方などを説明してくれる。 その指示どおりこぎ出すと、何とか大きな瀬は沈せずに通過できる。 が、瀬を抜けて気を抜いた瞬間、かっぽーーーん・・・・。 沈没。 吉野川に2回も投げ出される羽目に。 教訓:瀬を越えても気を抜かないことが身にしみたおかげで、冒頭に書いた最後の瀬は難なくクリア。 ジェットコースターみたいな急流下りを楽しみました。



淀 川 下 り(京都府・大阪府 1997年8月)

 伏見港 から 枚方大橋 まで   数日前に通過した台風のせいで、琵琶湖の瀬田川洗堰が開放されているため、川幅が狭い伏見港付近の流れは速い。 が、川幅が広くなる淀競馬場をすぎるあたりから緩やかになる。 鼻歌混じりのいい気分、と言いたいところだが、むらやまの悪友軍団も同行しており、水上戦争が勃発。 水のかけ合い、カヌーのこかしあい(良い子はこんな事をしてはいけません)。 のんびり、半分寝ながら川下りしようという夢はつぶれてしまった・・・。 途中、樟葉(くずは)駅付近で淀川の中州に上陸して、しばし休憩。 川から見る楠葉の町並みは以外に新鮮。 でも、こんな汚い水を我々は毎日飲んでいるんだなあ、というのがこの川下りでの率直な思い出。



北山川(瀞峡)下り(和歌山県・三重県 1997GW)
   

 北山村瀞峡 から 本宮町音川 まで   適度な瀬(流れが速く、白波がたつところ)が、まさに適度な間隔で現れる、退屈しない川。 非常に水がきれいで、川底がはっきり見える。 GWではまだまだ水温が低く、ダイビング用の3ミリのワンピースのウエットスーツを着ていても体は冷える。 この川はウオータージェット船(水を後方噴射して進む船)の航路のため、ジェット船がきたらカヌーは待避しなければならない。 GWのため臨時便が多く、ちょっとこいではすぐに川岸へ待避。 するとジェット船が我が物顔で高速で通過していく。 乗客は我々のカヌー集団を物珍しそうに見ていく。 中には我々にカメラを向ける人も(写真を撮られた方、写真を送って下さいね)。 我々もただぼーっと待避しているのもあほらしいので、ジェット船の乗客に向かって手を振るサービスを始める(何か、ディズニーランドのスタッフみたいやなあ)。 途中、河原のテントで1泊して、露天風呂に入って、川下りを楽しみました。